鷲見 恵理子ヴァイオリン
祖父(鷲見 三郎)、両親ともに優れたヴァイオリニストにして名教師。
東京生まれ。1989年に渡米し、ニューヨークのジュリアード音楽学院でドロシー・ディレイ教授に師事。また室内楽を、パールマンらとの共演でも名高いピアノのサミュエル・サンダースに学ぶ。
1994年、イタリアのミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクールで優勝。
カーネギーホールでデビューリサイタルを開催し、1998年ジュリアード音楽学院を卒業。
ミラノを拠点に欧米の楽都で活躍。ヴェネツィアのアルブリツィ宮殿で開催されたポメリッジ・ムジカーレ音楽祭で弾いたバッハなどが絶賛されている。日本でも沼尻 竜典指揮のトウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズや東京交響楽団、神奈川フィルと共演。2006年6月にはブルガリアのソフィアでソフィア・ナショナル・フィルと共演、レコーディング(本CD)を行なったほかイタリア演奏旅行にも同行した。2006年11月、東京の紀尾井ホールでバッハ、イザイ、パガニーニの無伴奏作品によるリサイタルを開始し、好評を博した。
2007年7月アリチェ・ベル・コレ(ALICE BEL COLLE) イタリア音楽祭国際コンクールにて優勝。